後書き

 この小説『恋愛栽培 ―A Perfect Sky―』は、元々アメブロで初めて書いた連載小説をいくつかのブログに何度か転載・加筆修正したものです。この話は、私が以前見た夢が元になっています。
 この話は、どことなく姫野カオルコ氏の小説『受難』を連想させるシチュエーションですが、おそらく無意識下で影響を受けたのでしょう。ちなみに、当小説に性的マイノリティの登場人物が何人かいるのは、森奈津子氏の小説『耽美なわしら』の影響です。そして、登場人物の何人かの苗字は、私が育った北海道石狩市(一部、札幌市)の地名に由来します。こちらは榎本俊二氏の漫画『えの素』の登場人物の何人か(菖蒲沢、打戻、葛原の「三女傑」)の苗字が、榎本さんの出身地である神奈川県藤沢市の地名に由来する設定からヒントを得ました。

 ちなみに秀虎が戦死した合戦は、どうやら「河越夜戦」のようです。私が見た夢並びに小説の描写に一番近いのは、おそらくこれです。もし私が小田原北条氏やその周辺についての資料を入手したら、当小説の前日談を書くかもしれませんが、おそらくその辺で、秀虎と果心と北条氏康公の出会いが描かれるでしょう。

(余談ですが、鎌倉北条氏と戦国北条氏は、それぞれ別の意味で斉の田氏一族に似ているような気がします)

 今練っている小説のアイディアはいくつかありますが、まずは資料を集めて時代考証をする必要があります。これでますます趣味のドールカスタマイズをする余裕がなくなってしまいますが、そもそも私のオリジナルキャラクタードールは、小説の挿し絵並びにデザイン画みたいなものです。ちなみに私自身も加奈子と同じく漫画家志望でした。