お人形と私

 私は1/6ドールのカスタマイズをして写真を撮る。しかし、私の子供時代の「お人形好き」と現在の「ドールオタク」ぶりとでは、かなりの隔たりがある。長年の空白期間があったのだ。
 私が子供の頃にリカちゃん人形を買ってもらったのは、多分一回だけだろう。後は、中学校に入学して間もない頃に末の叔母にクリィミーマミの着せ替え人形を買ってもらい、高校の修学旅行でディズニーランドに行った際に某ディズニーヒロインの人形を買ってきたくらいだ。それ以来、私はしばらくは人形から離れていた。
 成人してから人形を買ったのは、まだ実家にいた頃に某アクションゲームのヒロインの人形に惚れ込んで買ったのが最初だ。私はそのゲームをやった事はない(そもそも私はアクションゲームは不得意だ)が、そこから私の「ドール熱」は始まった。

 私はある本を読み、一般人の素人でも人形のカスタマイズを出来るのを知った。

 私は元々漫画家志望だったが、いつしかその夢を捨てていた。しかし、物語の種までは捨てられない。私は小説とドールカスタマイズという形で、自らの物語を作り始めた。
 今の私は、いずれかの形でプロになる事は極めて難しい。自分がやりたい事を商売にするのには色々と障害がある。しかし、いずれも一生続けていきたい表現活動である。